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No.674
あとこれは没になるであろうえっちなSSの断片ですね…
#SS
#R18
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「どうされるのがいい? こう? それともこれ?」
「やっ…! ぁ、そんなに強くしないでくれ……」
「ほ〜、ここを強くするのがいいわけか」
「きっ、きさまはどうしてそう……っあ!」
きれいに逆の行動を取るあたるに面堂は腹を立てたが、この男が天邪鬼なのはいつものことだった。
あたるの指がある箇所に触れた瞬間、面堂はたまらず声を上げる。
「んあっ、ぁああ……♡」
「あ、もしかしてココきもちいい?」
「っ、ひ!?♡」
ぎゅっと無遠慮に押し込まれて思わずびくんと腰が跳ね上がった。あたるはその反応を見てもやめようとせず、かえってぐりぐりと円を描くように指の腹でこすってきた。
「あっ…、あっ、あ、ぁう、あ゙〜〜……♡♡」
「そうそう。もっと声出していいよ」
あたるは面堂の耳許に唇を寄せてささやいた。
「ど〜せ、聞いてるのおれだけだしね」
「んんっ、ん…♡」
面堂は何も言わずに顔を背けた。そんなの言われなくてもわかっている、だから嫌なのだ。
「ふっ、うあ、あ、あぁ」
この男を相手に、こんな情けない声を聞かれたくはないのに。どういうわけか、あたるの方は面堂が快感に負けてあられもない声を上げるのを喜んでいる節があった。人の嫌がることを好む傾向があるあたるの性格によるものかもしれない。
「んああぁ…♡♡ あ゙♡ うあ♡ イく♡ これイっちゃうぅ…♡」
面堂はあたるの体に腕を回して、縋るようにぎゅうっと抱きついた。
「いいよ、イっちゃえよ面堂」
甘やかすように耳許であたるがささやいた。そして指が、ぐりぐりっとそこを揉みしだくように動かされる。意識が宙に浮いた。
「あっあ、ひっ、うあ゙あぁ〜〜…ッ♡♡♡」
かくかくと太腿が震えて、腰の奥で甘い甘い快感がきゅうっと高まって弾けた。背筋がぞくぞくするほどの甘さに耐えきれず面堂はまた恥ずかしくなるような声を上げてしまった。このイきかたは苦手なのに、あたるはいつもこのやり方で面堂が達するようにじっくりと時間をかけて面堂の身体を誘導していくのだ。
そして面堂の身体も段々とあたるの誘導に素直に従うようになってきていて、面堂自身は通常の射精をしたいと思っているのに、あたるの気まぐれがそれを許さないときも増えてきていた。
あたるは面堂の髪を優しく撫でながら、ふっと小さく笑った。
「えっちな声出してると、余計に気持ちよくなって感じちゃうよな?」
そして、からかうように面堂の唇に人差し指で触れ、ゆっくりとなぞる。
「おまえさ…、こういうとき我慢してばっかりだから、知らなかっただろ」
「ふ…ぅッ」
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2024/5/29 01:48
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「やっ…! ぁ、そんなに強くしないでくれ……」
「ほ〜、ここを強くするのがいいわけか」
「きっ、きさまはどうしてそう……っあ!」
きれいに逆の行動を取るあたるに面堂は腹を立てたが、この男が天邪鬼なのはいつものことだった。
あたるの指がある箇所に触れた瞬間、面堂はたまらず声を上げる。
「んあっ、ぁああ……♡」
「あ、もしかしてココきもちいい?」
「っ、ひ!?♡」
ぎゅっと無遠慮に押し込まれて思わずびくんと腰が跳ね上がった。あたるはその反応を見てもやめようとせず、かえってぐりぐりと円を描くように指の腹でこすってきた。
「あっ…、あっ、あ、ぁう、あ゙〜〜……♡♡」
「そうそう。もっと声出していいよ」
あたるは面堂の耳許に唇を寄せてささやいた。
「ど〜せ、聞いてるのおれだけだしね」
「んんっ、ん…♡」
面堂は何も言わずに顔を背けた。そんなの言われなくてもわかっている、だから嫌なのだ。
「ふっ、うあ、あ、あぁ」
この男を相手に、こんな情けない声を聞かれたくはないのに。どういうわけか、あたるの方は面堂が快感に負けてあられもない声を上げるのを喜んでいる節があった。人の嫌がることを好む傾向があるあたるの性格によるものかもしれない。
「んああぁ…♡♡ あ゙♡ うあ♡ イく♡ これイっちゃうぅ…♡」
面堂はあたるの体に腕を回して、縋るようにぎゅうっと抱きついた。
「いいよ、イっちゃえよ面堂」
甘やかすように耳許であたるがささやいた。そして指が、ぐりぐりっとそこを揉みしだくように動かされる。意識が宙に浮いた。
「あっあ、ひっ、うあ゙あぁ〜〜…ッ♡♡♡」
かくかくと太腿が震えて、腰の奥で甘い甘い快感がきゅうっと高まって弾けた。背筋がぞくぞくするほどの甘さに耐えきれず面堂はまた恥ずかしくなるような声を上げてしまった。このイきかたは苦手なのに、あたるはいつもこのやり方で面堂が達するようにじっくりと時間をかけて面堂の身体を誘導していくのだ。
そして面堂の身体も段々とあたるの誘導に素直に従うようになってきていて、面堂自身は通常の射精をしたいと思っているのに、あたるの気まぐれがそれを許さないときも増えてきていた。
あたるは面堂の髪を優しく撫でながら、ふっと小さく笑った。
「えっちな声出してると、余計に気持ちよくなって感じちゃうよな?」
そして、からかうように面堂の唇に人差し指で触れ、ゆっくりとなぞる。
「おまえさ…、こういうとき我慢してばっかりだから、知らなかっただろ」
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