日々のぼやき

No.790

子どものころロードオブザリングを見たときは、なんでフロドがあんなにゴラムをかばうのか理解できなかったんですよね
ゴラムって嘘つきだし指輪を付け狙っててサムたちを殺すかもしれないのに、なんであんなに信じるんだろうなって
おとなになってから見返すと、フロドはゴラムを信じてるんじゃなくて、ゴラムが再生できるって信じたかっただけなんだなあと思ったりしますね
指輪にとりつかれて何もかも失ってそれでもまだ指輪を求めてやまないゴラムが、指輪なしでも生きていけるようになれるって信じたかったんだな、そうやって信じることでフロドは自分も指輪から解放される、指輪を手放して元の自分にもどれるって信じずにはいられないくらい辛くて苦しくて希望にすがりたかったんだなって
なんとなく急に思い出しました
王の帰還は前にやってたIMAXの再上映観に行ったんですけど、今見ても素晴らしい映画だったし大画面で見るミナス・ティリスはほんとうにリアルで迫力ありましたね……
またIMAX再上映やってくれないかなぁ…

こどものころはわからなかったこと、大人になると読み取れるようになるのは不思議ですね。
子供の頃はなぜわからなくて、なぜいまはわかるんだろう
私は別に人生経験豊かではないので、フィクションからの学習なのかな

感想