日々のぼやき

No.833

大学生if #SS

現代大学生の面堂くん、キャッシュレス決済つかうのが当然になってて財布持たずに生活してそうだなと思ってるんですが、そんな大学生面堂くんがあたると一緒にそのへんで見かけた良い雰囲気の下町の居酒屋さんに一緒にふらっと入って、それなりに飲んで食べていざお会計という段階で
「支払いはQUICPayで……え?使えない?クレジットは?PayPayは!?げっ、現金のみ!!?」
ってなって、キャッシュカードの他には小銭くらいしか持ってなくて真っ青になってたら可愛いな〜っていう妄想を今日してました(長い)
コンビニのATMまで走る走らないで若干揉めたあとに結局あたるに立て替えてもらうことになって、道すがらずっとぐちぐちこぼしてそう
「こ…このぼくが…諸星なんぞに借りを作るなんて……一生の不覚、末代までの恥だ…」
「おれが今日バイト代もらったばっかでよかったな、面堂」
「お金を下ろしてくると言ったのに…きみが止めるから、こんな…」
「おまえ、一人でコンビニまで行ってあそこまで帰ってくるなんて無理だっただろ」
「ぼくを甘く見るなっ、それくらいすこし酒が入ってたって難なくできたに決まって…」
「じゃ〜今おれがおまえに肩貸して歩いてるのはど〜ゆ〜わけなのだ?」
「……」
「ど〜ゆ〜言い訳があるんじゃ、面堂」
「……。と……とにかく、一人でもできたはずだ!」
「はあ〜……」
「なっ、なんだ、その無礼な態度はっ」
「まぁ、おれも薄々こ〜なると思って飲ませとったしな…」
「は…?どういう…」
「あ、今日泊まるのそこでいいよな?」
「え?ああ…」
「今日の貸しも、そこで返してもらうつもりだが、かまわんな?」
「…?まあ…さっさと返す方がぼくとしても都合がいい。好きにしろ」
「よし、その言葉忘れるなよ」

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あた面